妊娠の超音波断層法
現在はいろいろな方法で体の内部を見ることができます。超音波断層法もその一つです。超音波というのは、私たち人間が聞くことのできる音よりも振動数が高い16,000ヘルツ以上の周波数をもつ音のことです。超音波診断装置をお腹にあてると、超音波はおなかの中まで到達して、胎児に反射して戻ってきます。超音波診断装置はその反射した音波を画像として映し出してくれます。
超音波断層法はX線撮影のように、放射能の危険性もなく、胎児に影響が及ぶものでもありません。痛みもなく身体の内部を確認することができます。超音波断層法では、子宮外妊娠などの異常妊娠、胎児の先天異常などを診断することができます。また、双子や三つ子であることなどもわかります。超音波ドップラー法では胎児の心音を妊娠7~8週になると聞くことができるようになります。
超音波断層法で見てみると、妊娠12週頃には胎児の形がはっきりとわかるようになります。超音波断層法はおなかの中で胎児が育っていることを実際に目で確認でき、母としての実感を持つことができます。
