知っておきたい血液型不適合
母体と胎児、赤ちゃんの血液型が違っても、胎盤によって栄養や酸素のやり取りが行われ、母体と赤ちゃんの血液が混じることがないので、無事に出産することができます。ただ、Rh(+)とRh(-)では事情が違ってきます。Rh(+)の人はRh抗原というものを血液の中に持っています。Rh(-)の人は持っていません。Rh(-)の人は日本人の場合、200人に一人という珍しい血液型になります。Rh(-)の女性の方の結婚相手はほとんど、Rh(+)の男性になってしまうのです。この場合、赤ちゃんはRh(+)の抗原を持っていることになります。
Rh(-)のお母さんにとってRh抗原を持っている赤ちゃんは、自分の体ではない、別のものということになります。Rh抗原に対抗するために母体はRh抗体を作ってしまいます。ウィルスや異物に対する免疫の機能、これが赤ちゃんに対して働いてしまうのです。
このお母さんのRh抗体が問題となってくるのは、二回目の妊娠からです。初めての妊娠時にはほとんど問題はありません。でも、二回目からの妊娠、出産についても、初回の出産の後、Rh抗体をできなくする注射の処置を受けておけば、この様な免疫反応が出ませんので、心配はいりません。
